HTML<ruby>タグ|文字にルビ(ふりがな・よみがな)をつける方法

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難しい文字や英語の読み方など、ふりがなが必要な場合ってありますよね。
ここではHTMLでルビ(ふりがな・よみがな)を振るHTMLタグを紹介します。

ルビとは

ルビ(Ruby)とは、主に日本語の文章において、漢字や難しい単語の読み方や発音を補助するために文字の上や横に小さく表示される注釈のことです。特に教育や学習の場面で子供や日本語学習者が読むのを助けるためによく使われます。ルビはまた、振り仮名(ふりがな)とも呼ばれます。

HTMLでのルビの使用例

ウェブページでルビを表示する場合、HTMLのルビ要素を使用します。以下に基本的な構文を示します。

基本的な使用例

単一の漢字や単語に対してルビを付ける基本的な例です。

<!DOCTYPE html> 
<html lang="ja"> 
<head> 
    <meta charset="UTF-8">
    <title>ルビを付ける基本的な例</title>
</head> 
<body>
    <p>
        <ruby>兎<rt>うさぎ</rt></ruby>ちゃん
    </p>
</body>
</html>
うさぎちゃん

上記の構文では、<ruby>タグでルビの範囲を指定し、<rt>タグでルビ(ふりがな)を指定します。
<rp>タグは、ルビをサポートしないブラウザで表示する文字を指定します。

未対応ブラウザ対策

<rp>タグを使って括弧を表示することで、ルビがサポートされないブラウザに対するフォールバックを提供できます。

<!DOCTYPE html> 
<html lang="ja"> 
<head> 
    <meta charset="UTF-8">
    <title>未対応ブラウザ対策</title>
</head> 
<body>
    <p>
        <ruby>兎<rt><rp></rp><rt>うさぎ</rt><rp></rp></ruby>ちゃん
    </p>
</body>
</html>
対応ブラウザ:うさぎちゃん
未対応ブラウザ:兎(うさぎ)ちゃん

<ruby>タグの利点

1.読みやすさの向上

漢字や難しい単語の読み方を視覚的に補助することで、文章の理解を助けます。

2.アクセシビリティの向上

ルビを使うことで、特に子供や外国語として日本語を学ぶ人々にとって、テキストが読みやすくなります。

3.教育的価値

学習教材や教育コンテンツでルビを使用することで、新しい漢字や単語の学習をサポートします。

まとめHTMLの<ruby>タグは、テキストに対してルビを表示するための強力なツールです。
<rt>タグと組み合わせることで、漢字や難しい単語の読み方を示すことができます。
<rp>タグを使用することで、ルビをサポートしないブラウザにも対応できます。教育や学習、アクセシビリティの向上において、ルビタグは非常に有用です。
mugico

mugico

日々勉強です。仕事はシステムエンジニアをしています。 生産管理系のソフトウエア開発をメインに行いながらWEB作成なども承っております。

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